先日、自宅の庭先に初めて目にする花が…
植えた覚えがなく、もちろん買ったり誰かに貰ったりした記憶もありません。
しかも、毎日の水やりの際にもまったく気づいていませんでした。
どこかから風に乗って運ばれてきたタネが、庭に落ちて芽を出したのでしょうか?
一見ユリのようにも見えるこの花は、調べてみると「ハブランサス」という名前。
ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)
ハブランサス属(学名: Habranthus)
原産地は中南米(南アメリカ)
また、英名でレインリリー(Rain lily)とも呼ばれるように、まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし花を咲かせるそうです。
そういえば、台風10号が過ぎて雨がよく降った後だったので、急に伸びて蕾をつけたのでしょう。
このハブランサスの近くには、ヤブラン(リリオペ)が植わっており、葉形が似ているため今まで気づかなかったのですね。
知人宅には、ハブランサスの近縁種の白いゼフィランサス(タマスダレ)と黄色のゼフィランサス・キトリナが絶賛開花中。
本当によく似ていて、一見しただけでは区別がつきません。
ハブランサスの花言葉は、純白の愛、清純な愛、便りがある、優雅なたしなみです。
この花言葉に因んだご縁かもしれませんが、花を見たその日に店主の知人から、ご結婚されたとの嬉しい便りとともにコーヒーギフトのネット注文をいただきました。
おめでとうございます!
ハブランサスの原産地は中南米(南アメリカ)ということですから、コーヒー豆の産地とも重なりますね。コーヒー屋に素敵なご縁を運んできてくれる花なのかもしれません。